今日は、銀座レカンでお誕生日ランチ。もちろん和子のおごりです。 多くの人が行きかう中央通りから、ミキモトの脇のドアを開けて地下に下りると、そう広くはないが静かな空間が迎えてくれます。 席に付いたら、まず、赤ワインを注文。僕は、ピノ・ノワール。僕にはちょっと酸味が強かった。 スターターは、ウニのゼリーにウニが乗ったもの。香りも良く、ウニの味が口に広がりました。 オードブルは、フォワグラのソテー。表面はカリッとして、中はフワフワとして舌触りも絶妙。おいしかったあ。 メインは、和牛フィレ肉のマスタードソースがけ。柔らかーい肉にソースが合って、じっくり味わいました。 デザートの前に出てきたのが、真ん中が凹んだ皿。そこに楕円の白いものが黄金色のソースの中に浮いている。ギャルソンが「口直しに温泉卵です。」と言って出してくれました。「温泉卵?」と思いながらスプーンで割ってみると、なかから黄色いドロっとしたものが出て来た。すくって口に入れると、白いところはやけにフワフワしているし、味は明らかに卵ではない。「??」と思っていると、ギャルソンが待ってましたとばかりに「実は、白いのはココナツのムースで、黄身はマンゴーのソースです。」ですって。面白いことをするようになったものです。料理長が変わったせいなのかな。 デザートは、ケーキのワゴンから、イチゴのケーキ、マロンのケーキ、クレムブリュレ、チョコレートケーキ、ピスタチオのムース。そして、キャラメルのアイスクリーム。 満足。 今日も、料理長が見送りに出てくれました。しばらく歩いてから、もしかしてと振り返るとまだこちらを見て立っていました。あわててお辞儀をしましたが、あのまま歩いていたら、ずっと見送りっぱなしになったのですね。前回は振り返らなかったように思います。申し訳なかったかも。 夕方は英会話。ユーリャは僕の誕生日を覚えていてくれました。忘れないわよ、という理由は、彼女には今日誕生日の友人が4人いるからだそうです。何だか、2月生まれは人類のなかでも多いのかしら。 今日は、ユーリャが今博士論文に書いていることのひとつ"compliments"について教えてもらいました。この言葉は辞書には「賛辞」とか「お世辞」とか書いてありますが、実際は少しニュアンスが違っていて、それにあてはまる日本語がないそうです。言葉がないと言うことは、その概念がないということです。ヨーロッパの人は、人の生まれつき持っているもの、美貌であるとか、目が大きいとか、背が高いとかそういったものを社交の場で褒めることはないそうです。日本人は、そういうことを知らない人が多いので、海外で相手から「?」と思われるようなことを言う場合があるし、日本人の"compliments"は、センスがないらしい。それなら、その論文をぜひ本にして、発表すべきだと薦めました。面白いと思うのですが。 アカデミー賞の授賞式を見ながらこれを書いていたので、結局2時間以上かかりました。あーあ。 主演女優賞をマリオン・コティヤールが取ったのは嬉しかった。素晴らしかったですよ、あの演技は。 |